日大通信 外交史 2019~22年度 課題2の合格リポートです。
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リポート作成、がんばってください
【日大通信】外交史(L30700)課題2 合格リポート【2019~2022年度】
<課題>
第2次世界大戦前のアメリカ外交とイギリス外交
<ポイント>
まず,第 1 次世界大戦の損害と「持てる国」対「持たざる国」を簡単にまとめる。
次に「イギリスの平和」の終焉とそれに代わるアメリカ資本主義の最盛期およびアングロ・サクソンの平和等をアメリカの外交の視点で論じる。
その後,イギリスの外交の要点をまとめる。
<キーワード>
アメリカの孤立主義 ロカルノ条約 宥和政策
1.第1次世界大戦の損害とその後
1914年から1918年までの4年間にわたる第1次世界大戦は、総力戦による影響から規模が拡大し、兵士・民間人を含めた死者数は、およそ2000万人と桁外れの損害を出した。
戦後、国際協調が謳歌された1920年代は、一応平穏を保つことができたが、1929年の世界恐慌を機に国際秩序の悪化が見え始めた。世界恐慌による経済打撃により米英仏などの「持てる国」は、排他的なブロック経済政策を採って現状の世界秩序の維持を望んだ。
これに対して、日独伊の「持たざる国」は現状打開派の国家として「枢軸」を結成し...