知覚認知心理学Ⅰ 第2課題 第1設題 (2)(聖徳大学)【評価S】参考文献付き

閲覧数2,593
ダウンロード数23
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    ②ヒューマンエラーの原因について、認知心理学の立場から体系的に説明せよ。この時、対象としているエラーの具体例を日常生活の中から適宜挙げながら論述すること。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第二課題第一設題⑵
    本レポートではヒューマンエラーの原因について、認知心理学の立場から体系的に説明する。
    まずヒューマンエラーとは、一般には「期待を逸脱した人間の誤った行為」であると考えられている。誤った行為が生じてしまうのは、錯誤が生じてしまう場合やスキルや知識が不十分であった場合が考えられる。具体例として料理中間違えた調味料を入れてしまったり、メールの送信先を誤ったりすることなどが挙げられる。
    そんなヒューマンエラーについて、ノーマンは意図そのものを誤ってしまう場合のエラーをミステイクとし、行為を実行している段階でのエラーをスリップと区別した。さらに、スリップについては、行為系列のATS理論にもとづいた分類を行っている。ATS理論の具体例として次のような行為が挙げられる。まずは、ある行為を行うという意図が形成される。この時赤文字入力なのに黒文字入力してしまうという、モード・エラーが発生することがある。次にそれに関連したスキーマが選択され活性化がなされる。この時キッチンまで来たがやるべきことを忘れてしまうという、活性化の喪失が発生することがある。最後はそのスキーマが利用可能な状態にな...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。