PB1030 生活科 1単位目

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    資料紹介

    明星大学通信教育部のレポート課題、生活科(PB1030)1単位目の合格レポートです。
    ご参考までにご活用ください。
    【課題】
     1. 生活科の特質について、教科目標への言及をまじえて検討せよ。
     2. 生活科の学年目標の特色を述べよ。
    【解説】
    課題1について、『学習指導要領』によれば、生活科は、児童に「自立し生活を豊かにしていくための資質・能力」を養うことを目標にしている。
    これらの目標に示されている語句などを細かく検討すれば、現代的な視点から生活科の意義は見えてくると思われる。しかし、今日の生活科への理解を
    深めるためには、学習指導要領の今次改訂にも目を向ける必要があると言える。ここでは、第1章「総説」の「2 生活科改訂の趣旨及び要点」を踏まえた
    上で、第2章「生活科の目標」第1節「教科目標」の解説を整理しつつ、自分なりに生活科の意義を検討したい。
    課題2について、『学習指導要領』によれば、生活科の学年目標は、第1学年と第2学年ともに共通している。これは生活科の教科目標を具体化したもので
    あり、生活科自体の特色を示すに他ならないと言えるだろう。そのような意識でこの課題を考察したい。具体的には「2学年間を見通した目標の設定」を
    踏まえた上で、「各学年の目標」(1)~(3)についてそれぞれの解説を整理し、考察したい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ①生活科は、児童に「自立し生活を豊かにしていくための資質・能力」を養うことを目標に掲げている。身近な人々、社会及び自然等と直接関わることや気付いたことなどを表現する活動を大切にする学習であると言える。以下において、生活科の目標を取り上げ、生活科の特質を大きく4つに分けて述べていく。
    1)活動や体験で生まれる気付きを大切にすること。生活科において児童は、発達特性から体全体で身近な対象と直接関わり、対象と双方向性のある活動が行われる。活動の中で児童の気付きを大切にしていることが生活科の特徴である。児童の主体的な活動によって生まれる気付きは、身近な人々に関わる気付きとなり、児童の成長への願いを含む意欲的な生活につながると言えるのだ。
    2)文脈の中で習慣や技能が身に付くこと。生活上必要なことが習慣になるには、関係する技能の習得と生活科の学習や日常生活の文脈の中で繰り返し活用されることが必要であり、習慣と技能は深く結びつくと言えるのだ。生活科において、これらを学習活動の文脈の中で学んでいく。結果として、習慣や技能を生活や社会の中に生かし働く力とすることができると考えられるのだ。
    3)気付きの質が...

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