明星大学通信教育部、教育の制度と経営の1単位目合格レポートです。
【2単位目の課題】
1.学校経営もしくは学級経営について近年の動向のうち、関心のある課題の要点をまとめ、見解を述べよ。
2.家庭教育と地域教育力の現状と問題点につき、教育制度及び行政と関連して考察せよ。
【参考文献】
教育の制度と経営 青木秀雄 著(明星大学出版部)
教育学 人間科学からの展望 青木秀雄(明星大学出版部)
教育の論及 乙訓稔 編著(東信堂)
【注意】
このレポートをそのまま利用しても、必ず合格できるとは限りません。
極まれに、コピーやスキャンをして、内容の被りがないかをチェックする教員もいるようですので、そのまま利用するのではなく、自分の考えの部分だけを書き換えたり、言い回しを変えるなどして対策することをお勧めします。
サポート作成、非常に大変だとは思いますが、頑張ってください。
今後も、このようにしてレポートをアップしていきますので、是非ご利用下さい。
1.ハンディを背負う生徒と学級経営
はじめに、私自身の考える「学級経営」について述べる。学級担任としての職務はもちろん、学級で行われる道徳や総合的な学習の時間などの授業や、遠足などの校外学習での職務を学級経営とみなす。一般的に捉えられている「学級経営」もほとんど変わりなかったが、現在問題視されているのはADHDやLDなどの発達障がいのある生徒たちの対応についてだ。私はテキストに記載されていた一文がどうしても気になった。
「彼らが学級の一員として受け入れられるように」という一文である。この「受け入れられるように」は、どういう意味なのだろうか。はじめから学級の一員であるはずが、まるで発達障がい児は「受け入れてもらう側」「健常児は受け入れてあげる側」と書いているようにしか思えなかった。
例えば、聴覚過敏の生徒が学級にいたとしたら、ともに学級活動を行うには「彼の過ごしやすい環境を作ってあげよう」と思うはずである。それが「環境整備」である。
そこで私は、ハンディを背負った生徒のいる学級経営について述べていく。例えば、ADHDの生徒の場合。
注意欠陥多動性障がいのことで、注意力散漫で忘れ物が多...