佛教大学 【A判定】合格済みのレポートです。
2021年度シラバス対応の最新版です。
指定テキストを参考に具体的な「教材づくり」や「授業現場の工夫」を記述しています。
本レポートを参考に自身の経験を織り交ぜてご利用いただけると幸いです。
※内容の丸写しは絶対にお控えください
【第1設題】
小学校段階における体育科の授業実践のポイントについて考えを述べなさい。
その際、学年の系統性や各運動領域の特性を踏まえて記述すること。
【教員からのフィードバック】
陸上運動系領域の学習指導では、低・中学年は走・跳の動き自体の面白さ・心地よさを引き出す指導を、高学年では、合理的な運動の行い方や多くの児童に勝つ機会が与えられるような指導の工夫を心掛けたいものです。
器械運動系領域の学習指導では、「できる」「できない」がはっきりした運動であることからすべての児童が技を身に付ける楽しさや喜びを味わうことができるよう自己やグループの課題を見つけ、その解決の仕方を考えたり、場や段階を工夫することが大切ですね。
○参考文献
石田智己・山口幸治(2018)「新しい教職教育講座 教科教育編⑨ 初等体育教科」ミネルヴァ書房
○佛教大学通信教育課程のレポートをまとめていますので
是非、お気軽にご覧ください!お役に立てれば幸いです!
https://www.happycampus.co.jp/docs/921458137669@hc21/?__a=gnb
小学校段階における体育科の授業実践のポイントについて考えを述べなさい。その際、学年の系統性や各運動領域の特性を踏まえて記述すること。
1,体育科の目標
授業実践にあたって、初めに体育科がどのような目標を持つ教科なのかをスポーツと比較して述べていく。まず、スポーツはルールのもとで競技を行い、トレーニングによって身体的・心理的な準備をして、上手な人が選手として選ばれる。やりたくない人はやらなくてもよい活動であり、勝つことやパフォーマンス向上が目標である。一方、体育では好き嫌いや上手下手、運動能力の高い低いに関係なく、教科である以上半ば強制的にやる活動である。勝敗や競争を通して、何かを学ぶことが目標である。つまり、体育科ではスポーツそのものに焦点を当てるのではなく、スポーツから何を感じ学ぶかに重きを置くことが求められる。こうした体育科の特性から体育授業では、児童に身に付かせたい内容に応じてスポーツを教材化していくことが求められる。価値観の面においても「勝つことが全て」「上手い=良い、下手=ダメ」という認識を変革していくことが望ましいとされる。
2,授業実践のポイント
2-1,教...