佛教大学 合格済みのレポートです。
2021年度シラバス対応の最新版です。
幼児期の"遊び"を主要な観点に論述しています。
本レポートを参考に自身の経験を織り交ぜてご利用いただけると幸いです。
※内容の丸写しは絶対にお控えください
【設題1】
就学前教育から小学校教育への接続を意識し、生活科における授業づくりと
学習指導の留意点を説明しなさい。
【教員からのフィードバック】
良くまとめられたリポートです。
○参考文献
岡野聡子(2013)『子どもの生活理解と環境づくり〜就学前教育領域「環境」と小学校教育「生活科」から考える〜』ふくろう出版
○佛教大学通信教育課程のレポートをまとめていますので
是非、お気軽にご覧ください!お役に立てれば幸いです!
https://www.happycampus.co.jp/docs/921458137669@hc21/?__a=gnb
1.はじめに
今日、核家族化や都市化の拡大によって家庭や地域の教育力の低下、子どもの直接経験の不足、友だち遊びの減少などの問題が提起されている。この結果、社会性の未成熟、生活習慣の乱れ、生活上必要な技能の低下、勉強への意欲の低下、いじめ、学校嫌いなどの憂慮すべき事態が起こっている。私が小学生だった時に生活科で「地域の老人と昔遊びをする」という活動で竹馬や竹とんぼ、凧揚げを一緒に遊んだ。そこでは、先人の知識・経験や言葉遣いを学んだり、生活の楽しさを発見する貴重な機会になったことを覚えている。また、祖父母や地域の方との交流はほとんど無く、家庭での限られた学びがあるだけである。指定書籍では幼児期や低学年時の「原体験」の必要性とその後の人生に与える好影響が述べられている。こうした観点から生活科で、児童が低学年時に周りの自然や社会環境に働きかけて普段の生活ではできない直接的・具体的な活動を意図的につくりだし、子どもの「原体験」を積み重ねる点に教科の意義があるといえる。
学習指導要領では、生活科の目標に「具体的な活動や体験を通して、身近な生活に関わる見方・考え方を生かし、自立し生活を豊かにし...