教育学演習1 2024年 スクーリング 佛教大学通信 90点 レポート学習の参考にご活用ください。
※この資料をそのまま提出する等の行為はおやめください。
課題 正統的周辺参加論を用いて、日常の世界(できれば、プレゼンの
テーマに関連づけて)の具体的な場面を解釈し、そのようなもの
の見方がいかに重要かについて述べてください。
・プレゼンのテーマ「子どもの貧困問題」
「正統的周辺参加」とは、「社会的な実践共同体への参加の度合いを増すこと」が学習であると捉える考え方である。正統的周辺参加をしていくことで、価値観が多様化し、様々な視点から物事を考察できるようになっていく。
現代社会には、数多くの様々な問題が存在している。その中から「子どもの貧困問題」について、正統的周辺参加論を用いて考察していく。まずは、自身の経験から子どもの貧困問題の具体的な場面を想起する。中学3年生の時のクラスにいわゆる「ヤンキー」と呼ばれるクラスメイトがいた。そのヤンキーは、ほぼ全員から嫌われていた。自分も当時は、ヤンキーが行う授業妨害や軽い暴力に嫌悪感を抱き、心底嫌っていた。しかし、担任の教師だけはそのヤンキーから逃げずに関わり続けていた。成人してからそのヤンキーと直接話す機会があり、家庭環境などを掘り下げて聞いてみた。その結果としては、凄まじい家庭...