佛教大学 京都と文学(近・現代)_レポ-ト&試験

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    資料紹介

    佛教大学M5104 (認定科目名:京都と文学(近・現代)) 
    レポート2課題 「明治時代の京都を詠った詩人と作品を取り上げ、どのように詠ったのか具体的に述べよ。」

    「テクストの内容を十分に理解し、リポートの形式に沿って、具体的な例を挙げ、よくまとめられ。」と高評価を頂き、試験も受かりました。レポートの丸写しはさけ、学習の参考にしてください

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【設題
    明治時代の京都を詠った詩人と作品を取り上げ、どのように詠ったのか具体的に述べよ】

    本レポートでは、京都を詠った詩人を取り上げ、代表作品と京都をどのように詠ったのかについて具体的に述べる。また本リポートは、河野仁昭編著『京都の明治文学 伝統の継承と変革』(白川書院,2007)の内容をまとめたものである。

    ・高安月郊(1869-1944)
     高安月郊は、大阪の六代続いた高名な医家に生まれた。13歳の時に医学を志して上京するが、芝居や小説に心を奪われ医学は達成しなかった。明治22年に医学を諦め東京生活を切り上げたが、実家には帰り辛かったらしく京都の黒谷の寺に身を寄せた。黒谷の寺というのは、京都岡崎地区にある浄土宗の金戒光明寺の事である。境内からは西山連峰、西側2キロに京都御所、西側10キロに小倉山を眺め、山門から石段を上ると阿弥陀堂、本堂御影堂、方丈、庫裏など塔頭寺院が建ち並ぶ。
     月郊はこの寺での一人暮らしで、「寂」を体験したといい「落瓦賦」という長詩を完成させた。「落瓦賦」という表題が暗示するように、歴史上の凋落した諸事件をうたった詩である。医学修行を放棄したものの、他に目的...

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