東京福祉大学 音楽実践演習Ⅱ レポート B+評価

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    資料紹介

    東京福祉大学 音楽実践演習 レポート
    設題 子どもの歌の詩と音楽について述べよ。
    B+評価でした

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    子どもの歌の詩と音楽について述べよ。

    本レポートでは、子どもの歌の詩と音楽について、わらべうた、唱歌、戦後の新しい子どもの歌それぞれの曲を例示し、それらの曲の特徴を、詩的な面からと音楽的な面から考察する。考察対象とする作品は、参考文献④より、わらべうたを「ひらいたひらいた」(p.142-143)、唱歌を「うみ」(p.136-137)、戦後の新しい子どもの歌を、参考文献③より「めだかの学校」(p.18)を例に考察する。
    はじめに、わらべうたの「ひらいたひらいた」は、参考文献④によると江戸を中心に広くから歌われていた作品とのことである(p.142)。作風はごくシンプルであり、詩的な面を考察すると、この歌の歌詞は花が咲いたと思ったらいつの間にか枯れたという内容であり、音楽的な面を考察しても、歌詞の詩性に合った短調の曲である。しかしながら、これは1番の歌詞のみを考察した場合の結論であり、この歌には2番の歌詞も存在する。2番の歌詞は1番とは正反対の内容で、花が枯れたと思っていたらまた咲いたという、幾分ポジティブな内容である。その点を踏まえると、この作品が短調であることは音楽的に見て必ずしも妥当...

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