【A判定】教育・学校心理学(東京福祉):子どもの「個人差」について述べよ。

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《設題》子どもの「個人差」について述べよ。

A判定をいただいたレポートです。 指定の教科書や参考文献を参考に記述しているので分かりやすくまとめられています。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

子どもの「個人差」について述べよ。

 発達・知能・パーソナリティ・遺伝と環境などの視点から子どもの個人差について述べる。
 個人差とは、「身体的・精神的諸特性についての個人ごとの差異」のことである。個人差には、個人間差異と個人内差異がある。個人間差異とは、個人間の比較をしたときにみられる差のことで、例えば身長などの外見・知能など個々の特性のことである。個人間差異はさらに集団差とより狭い個人間差異に分けられる。年齢、性別、地域、人種などの集団と集団を比較すると、それぞれに平均や分布の差がありこれを集団差という。個人間差異から集団差を引いたものがより狭い意味での個人間差異となる。個人内差異とは、同一の個人について異なる特性を比較したときにみられる差のことで、例えば身長が高いがそれに比べて体重はそれほど重くないというような差のことをいう。
 発達とは、「生体が受胎してから死に至るまでの間におこる心身の機能や形態の変化のうち、一時的、偶発的なものを除き、長期にわたる系統的、持続的、定方向的な変化」のことであり、進歩などのプラスのものだけでなく退行などマイナス方向へのものも含むものである。
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