S5541 日本史概論レポート

閲覧数2,076
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    歴史日本政治権力集団指導裁判事件天皇制度

    代表キーワード

    日本史概論歴史S5541

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    S5541 日本史概論 第1設題
    鎌倉幕府と執権政治について。
    はじめに
    鎌倉幕府は,今まで天皇が政権をとっていたものとは違い,武士が政治を行う日本最初
    の武家政権である。源平の戦いで平氏を滅亡させた源頼朝は,征夷大将軍の地位を獲得し,
    長く武家支配の象徴となる「将軍」の名目が成立した。しかし,実際に実権を掌握してい
    くのは源一族ではなく,執権として政権を担った北条氏であった。この鎌倉幕府の政治体
    制は,将軍専制政治から執権政治,そして,得宗専制政治へと展開される。執権政治とは,
    将軍専制政治のあとにおける,執権・北条氏が幕府の実権を握り,幕政を運営した政治体
    制のことを指す。ここでは鎌倉幕府の歴史を,この三段階を前提としつつ,執権政治の成
    立と得宗専制政治への展開を通して考察していく。
    1.将軍専制政治から執権政治へ
    1185 年,壇ノ浦で平氏勢力を壊滅させた源頼朝は,1192 年に征夷大将軍の地位を獲得し
    「将軍」となった。この鎌倉幕府は,源頼朝によって開かれた日本最初の武家政権であっ
    たが,頼朝の専制支配を基調とする鎌倉幕府の体制は,頼朝の死後に将軍候補を擁立した
    御家...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。