2021年春期 八洲学園大学【図書館司書 図書・図書館史】第1回課題

閲覧数1,364
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    レポート評価Aでした。 八洲学園大学の図書館司書講座の図書・図書館史の第一回レポートです!
    転用は認められていないのでレポート作成の参考にお使いください。

    【問題】
    ①記録メディアとしての「紙」の誕生・特性と図書の形態について説明しなさい。(600字程度)。
    ②『中小都市における公共図書館の運営』(中小レポート)(1963年刊行)の意義とその影響について論じなさい。(1,200字程度)
    ・「中小レポート」の内容、意義と受け止められ方、その後の図書館に対する影響もふれること。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (1)記録メディアとしての「紙」の誕生・特性と図書の形態について説明しなさい。(600字程度)。

    紙は、「後漢書」によれば中国の蔡倫が105年に発明したとされているが、現存最古の紙は中国甘粛省で発見されたものであり、紀元前150年頃の製造と推定される。蔡倫は記録メディアとして耐えられる紙の製造法を確立した人物と思われる。
    紙は「原材料の入手も容易で、また再生が可能」「軽く軽量で、携帯性に優れる」「丈夫で柔軟性があり、扱いやすい」「折ったり、畳んだりすることができ、加工が容易」などの利点があり、木簡などに代わって記録メディアの首位となった。
    紙も火や水に弱く、耐久性に欠けるといった短所があるが、それを上回る利便性があったので、保管に注意を払うことでその欠点を乗り越えようと、図書館の発達を促すこととなった。
     最も古い図書の形態である巻子本は紙を長くつなぎ合わせて、末尾に巻軸をつけ、巻頭にも軸をつけてその中央部に紐をつけ、巻きおさめ、紐で締め結ぶようにしたものである。
    他の図書の形態には辞書など調べものに適した折本、地図類を折り畳んだ畳み物などがある。
    袋綴じは冊子によく似ているが一枚ず...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。