八洲学園大学 図書館司書コース
[図書館制度・経営論]
2022年春期 科目修得試験課題
履修後の成績:優
<設問>ホームライブラリーの現状と課題について論ぜよ。
注:大学への提出は実在する図書館の実名を挙げて論じたが、ここでは伏字にて表記している。
※このまま丸写しで提出はせず、参考資料として使ってください。
図書館制度・経営論 2022年春期 科目修得試験課題 成績【優】
<設問>ホームライブラリーの現状と課題について論ぜよ
**************************************
「N市立中央図書館の今とこれから」 3325字
注:論じているのは実在の市立図書館についてだが、伏字にて表記している。
1. はじめに
高度情報化社会、生涯学習社会である現代において、図書館に求められる役割は大きい。市民に最も身近な「知」の拠点として頼られる社会教育施設であるために、各地の公共図書館は実情に即し様々な取り組みをしていると思われるが、わが町の図書館はどうだろうか。本レポートでは、わが町の、そして筆者が現在勤務しているN市立中央図書館(以下、中央図書館)をホームライブラリーと位置づけ、その現状と課題について考察していく。
2. N市立中央図書館の今
(1) どんな図書館か
N市は人口約6万4千人(令和4年2月28日現在)で県北部に位置している。前身の市立S図書館を引き継ぎ1999年に開館した中央図書館はN市の住宅地にあり、近辺には緑豊かな公園や市営団地、小学校や...