八洲学園大学 図書館司書コース
[図書・図書館史]
2022年春期 第一回課題
履修後の成績:優
担当講師からの評価:A
コメント:「戦前・戦後の図書館の違いがよくわかるようにまとめられております。
重要事項も押さえられています。この調子で試験に向けて学修を進めてください。」
<問題>第二次世界大戦前と戦後の日本の図書館の違いについて説明せよ。
1803字/1600~1800字
※このまま丸写しで提出はせず、参考資料として使ってください。
図書・図書館史 2022年春期 第一回課題レポート【A評価】
<設問>
第二次世界大戦前と戦後の日本の図書館の違いについて説明せよ 1600字程度(最大1800字まで)
・ここでの戦前とは、明治期~終戦時の近代図書館とする。
・制度の違いや図書館の目的など違いがわかるように説明してください。
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「戦前と戦後の日本の図書館の違いについて」
1. はじめに
現代の公共図書館は地域住民にとって身近な知の拠点であるが、如何なる道を辿り今の姿になったのか。図書館の制度や目的などに着目しながら、第二次世界大戦前から戦後の図書館の変遷について考える。
2. 戦前の図書館
1899年11月に日本初の図書館単独法規として図書館令が公布され、これを機に図書館数は飛躍的に増加した。1933年7月に同法が改正されると、私立図書館を含め全ての公共図書館の設置には文部大臣か知事の認可が必要になった。更には、道府県立図書館が中央図書館となり同道府県の全ての公共図書館を指導・監督する中央図書館制度が作られた。この制度は、青年...