八洲学園大学2022年秋期 図書館サービス概論 第1回課題です。
評価 A、最終評価 優 をいただきました。
参考程度にご活用ください。
※評価コメント
レポートの完成度を高めるために、以下の点に留意
レポートで挙げたサービスの内容や意義について、
実際にある図書館の事例や、
自身の体験を基にした具体例に関する記述を増やす。
参考文献について、本文中のどこで該当文献を参照しているのかを明確に記述すると文章の説得力が高まる。
<レポート内容>
公共図書館における資料提供サービス(教科書の5章),
情報サービス(教科書の6章)について,
片方あるいは両方のサービス内容について説明し,
その意義について記述しなさい.字数は1,600字〜6,000字とする.
公共図書館における資料提供サービス、情報サービスについて、片方あるいは両方のサービス内容について説明し、その意義について記述しなさい。
1. はじめに
図書館の目的は資料を選択・収集・組織化した上で保存し、それらを国民の利用に供することである。ここでは資料提供サービス及び情報サービスについてその内容と意義について述べる。
2. 資料提供サービス
図書館の基本的機能は、利用者への資料・情報の提供である。資料の選択・収集・組織化・保存などを「間接サービス」というが、このサービスは閲覧・貸出・レファレンスサービス、読書相談などの「直接サービス」を支えている。図書館は利用されて初めて、その存在意義を発揮する。資料提供サービスの内容を以下にまとめる。
① 閲覧
図書館内で図書館の資料を利用することを指す。資料の貸出の一歩手前のサービスともいえる。これまでの公共図書館は貸出が中心であり、閲覧の為のスペースを広く確保している図書館は少ない。しかし、図書館資料の中には貸出に供さないものもある。レファレンス資料、雑誌、新聞や貴重書などである。これらの資料を長時間にわたって閲覧する人や、インターネ...