【明星大学】 PB2120 初等社会科教育法 1単位目 2012年度~2018年度 履修登録者用

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    資料紹介

    2021年度合格
    【課題】
    1.初期社会科がめざしたねらいと指導法の特徴について、今日の初等社会科のあり方と課題に関連して論じなさい。
    2.初等社会科が育むべき学力の特徴について、学習形態および「総合的な学習の時間」と体験学習に関連して論じなさい。
    【参考・引用文献】
    青木秀雄著 『洞察力を培う初等社会科教育法』 明星大学出版部

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1今日の初等社会科の在り方と課題に関連させ、初期社会科の狙い、指導法について述べる。
     「書かれたテキストを理解し、利用し、熟考する能力」であるPISA型読解力の育成を、今日の初等社会科は第一としている。公民的資質の「平和で民主的な国家・社会の形成者としての自覚をもち、自他の人格を互いに尊重し合うこと、社会的義務や責任をはたそうとすること、社会生活のさまざまな場面で多面的に考えたり、公正に判断したりすることなどの態度や能力」、これの養成を目的としている。目標の系統は、理解・態度・能力の3つに大きく分けられている。これら3つの目標の統一的な達成が公民的資質の養成に必須とされる。2008年には次の2点に依拠して学習指導要領が改訂された。①社会生活や国土に対する理解と自然災害の防止の重要性についての関心を深めること、②基礎的・基本的な知識・技能を活用して学習問題を追及・解決できるように、各学年の段階に応じて観察・調査したり、地図・地球儀・統計・年表等の資料を活用したり、社会的事象の意味や働き等を考え表現したりする力を育てること、である。この時「考えたことを表現する」等が追加された。
     上記の...

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