【明星大学】 PB2090 児童心理学 2単位目 2012年度~ 履修登録者用

閲覧数864
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    2021年度合格
    【課題】
    子どもの自尊感情に与える親の養育態度と学校の影響について説明しなさい。
    【参考・引用文献】
    塚田紘一著 『子どもの発達と環境 児童心理学序説』 明星大学出版部

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    子どもの自尊感情に与える親の養育態度と学校の影響について述べる。
    「自尊感情」はセルフ・エスティーム(self-esteem)と言い、「人が自分の自己概念と関連づける個人的価値および能力の感覚─感情─」と定義されている。クーパースミスによると、「両親による子どものほぼ全面的受容」、「親の信ずるところに従い子どもへの制約が明確にされ、遵守するようにしむけている」こと、「子どもを尊重、制約の範囲で比較的大きな自由を許容」、「子どもに関心を持ち、注意深い」ことの4条件が子どもの自尊感情の発達に寄与するという。
    他にも、石川嘉津子は、子どもに対し情緒的支持を高く持つことと、子どもの自律性尊重が子どもの自尊感情の発達に寄与し、シアーズは、「父親や母親の暖かさの要因」が、他の要因より子どもの自尊感情発達に寄与し、また、父親より母親の暖かさとの相関の方が高いとされている。
    このことから、「情緒的支持(親の暖かさ)」や「自立性尊重(比較的大きな自由の許容)」がその子どもの影響に大きな影響を与えるといえるのだ。
    続いて、学校(小さな社会)経験が自尊感情にどんな影響を与えるのかについて述べる。ポープは、学...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。