ロシア・ユーラシア文化入門1 期末レポート

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    資料紹介

    上智大学開講科目、ロシア・ユーラシア文化入門1の期末レポートです。スラヴ語、特にロシア語の位置づけとその特徴について論じています。

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    ロシア・ユーラシア文化入門1
    期末レポート

    スラヴ語とロシア語

     私はこの期末レポートのテーマとして「ロシア語」を取り上げようと思う。その中でも私はロシア語の位置づけ、すなわちロシア語が世界の言語と比較してどのような言語なのかという点に関して考察したい。授業内では、「現代ロシア語形成史概説(1)」のスライド、pp.4-8にある他のスラヴ語との比較の箇所を扱ったので、そこを掘り下げていきたい。
     前提として、ロシア語はインド・ヨーロッパ語族のバルト・スラヴ語派、東スラヴ語群に所属している。ロシア語と同様の東スラヴ語には、他にウクライナ語、ベラルーシ語がある。一方、西スラヴ語には、チェコ語、ポーランド語、スロヴァキア語があり、南スラヴ語には、セルビア語、クロアチア語、マケドニア語などがある。私はここで、スラヴ語が他のインド・ヨーロッパ語族の言語と異なる点はどういうところにあるのかということに関して興味を持ち、ロシア語に重きを置きながらリサーチした。
     まず、文法の面である。一つ目に、スラヴ語は「格」を持っているという点がある。例えば、ロシア語は主格、生格、与格、対格、造格、前置格がある...

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