国際関係論のレポートです。評価はAです。ロシアとウクライナの対立について論じています。
ロシアとウクライナの対立~クリミア編入を巡って~
ソ連崩壊後の旧ソ連圏
1991年にソ連が崩壊した後、ロシアとウクライナの間では様々な要因において緊張関係にあった。旧ソ連圏の国では、ソ連崩壊後にロシア寄りのパートナーシップかEU寄りのパートナーシップのどちらに加盟するかということを選択する必要があった。例えば、バルト三国は2004年にEUに同時加盟し、ユーロも導入している。ウクライナは、ソ連崩壊直後に独立国家共同体(CIS)にロシア、ベラルーシとともに加盟したが、2014年に脱退している。この背景にはいったい何があったのだろうか。私はこの原因として、ウクライナ国内でEU寄りかロシア寄りかと...