国文学史II 課題2

閲覧数768
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    国文学史II2019~2022年度リポート課題2の合格レポートです丸写しはさけて、レポート作成の際の参考資料としてお使いいただけますと幸いです。このご時世で色々と大変だとは思いますが、教員免許取得できるよう一緒に頑張りましょう。ちなみに蟹工船は読んでみると面白いですよ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【課題】
    下の問すべてに答えなさい。
    1「マルクス主義」が日本の文学に与えた影響について、テキスト内容を整理しながら説明しなさい。
    2小林多喜二・宮本百合子・中野重治、いずれか一名の小説を1つ読んで、その特徴を指摘しながら自分の考えを記しなさい。

    【リポート本文】
    文学界におけるマルクス主義のそもそもの始まりは、1900年代の日本資本主義による経済膨張の時期に遡る。日本資本主義の膨張により日本の中での貧富の差は拡大の一途を辿っていく中で、日本共産党主導のもと、一部の人々に広まった思想があった。それこそが、ロシアの共産主義的思想から生まれた、マルクス主義であった。資産家は独占する富を国民に平等に分配すべきという思想のこのマルクス主義は、都会の文学者の中にも急速に広まっていった。そのマルクス主義の影響を受け、「蟹工船」の作者小林多喜二を筆頭としたプロレタリア文学者が生まれた。プロレタリア文学者達はマルクス主義を、貧富の差が拡大する資本主義国日本の社会構造を解釈するツールとして活用し、その解釈を踏まえ、文学を通して自己表現を行うようになった。
    マルクス主義が文学に与えた影響は3点ある。まず...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。