漢文学I 課題2

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    資料紹介

    漢文学I課題2 2019~2022年度 リポート課題の合格レポートです
    
丸写しはさけて、レポート作成の際の参考資料としてお使いいただけますと幸いです。
    このご時世で色々と大変だとは思いますが、教員免許取得できるよう一緒に頑張りましょう

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【課題】
    韓非子の思想について論述しなさい。

    【リポート本文】
    韓非子の思想は、彼の人間不信な性格が色濃く反映された哲学思想である。彼の哲学思想の根幹にあるのは、「法」「術」「勢」の3要素の概念である。「法」は政治を行う際の一つの絶対的基準であり、「術」はその基準を成り立たせるための具体的な方法、そして「勢」は政治的権力のことである。この3つの概念から韓非子の思想を読み解いていく。

    この3概念の中で特に表裏一体の関係の概念となっているのが「法」と「術」の概念である。「定法編」の「問者曰〜」(第4冊36p)の言説で、韓非子が「術」を重視する申不害と、「法」を重視する公孫鞅のどちらが国家にとって重要か聞かれた際、「此不可一無、皆帝王之具也。」のように、君主が臣下を統治するための「術」と臣下が君主に忠義を尽くすための「法」の両方があることが国を滞りなく統治するために重要であると答えたことから、韓非子にとっては「法」と「術」が表裏一体の関係であることが分かる。そんな「法」の具体的な内容としては、「二柄編」の「明主之所導制其臣者〜」(第一冊111p)の言説にて「二柄者刑徳也」とあるように、賞...

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