【日大通信】外交史②

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    資料紹介

    日本大学通信教育学部、2023~2024年度の外交史のリポート課題②、「 第2次世界大戦前のアメリカ外交とイギリス外交」の合格リポート原稿です。手書きの際に若干修正を加えております。補助教材などを参考にご自身で作成してください。
    丸写しでの提出はおやめください。誤字脱字など修正しておりません。あくまで、ご自身のリポートの参考としてお使いください

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第二次世界大戦は、2023年現在において、最後の世界大戦と呼ばれている。第二次世界大戦前のアメリカ外交とイギリス外交の内容は、その大戦を引き起こす結果を招いたといえる。本リポートでは、両国の外交につて、なぜ対戦を引き起こす結果となったのかという視点を中心に考察する。
    まず、第一次世界大戦後の状況を整理する。第一次大戦は、ヨーロッパが主戦場とない、主にイギリスやフランス、ロシアを中心とした連合国と、ドイツ、オーストリア、オスマン、ブルガリアを中心とした同盟国との戦争である。この戦争は、物量戦と消耗戦であると称され、国家が人・モノ様々な資源を投入し、破壊・被害規模も多大なものとなった。この消耗戦が終結へと転換するきっかけとなったのは、アメリカの参戦である。アメリカは戦争勃発以降中立を宣言し、この間に貿易で経済成長を遂げていた。しかし、イギリスが海上権を支配するようになった恩恵を受けるようになり、またドイツが船舶への無差別攻撃を宣言したことから、対ドイツへ宣戦布告。連合国軍側に様々な支援を行い、戦局を変えるに至った。
    第一次大戦の負の遺産の1つは、「持てる国」と「持たざる国」という、国家間経...

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