【明星大学】PB1040 1単位目_英語 2023年度合格レポート

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    資料紹介

    2023年度合格レポートです!参考としてご活用ください。

    【課題】
    1.小学校に外国語(英語)教育が導入されるようになった経緯を踏まえた上で『小学校学習指導要領(2017年告示)』で示されている「外国語活動」および「外国語」の目標と,今後育成を目指す資質・能力・指導上の留意点についてまとめなさい。

    2.学習者はどのように新たな文を生産し,産出できるようになるのか,第二言語習得の特徴を踏まえて説明しなさい。さらに,学習者が自ら産出を行うように導く上での指導者の役割・指導上の留意点を述べなさい。

    3.「外国語活動」および「外国語」の授業における学級担任の役割をまとめなさい。その上で,学級担任による単独授業で大切な点と,Team Teachingを行う上での大切な点をそれぞれまとめなさい。

    4.児童に合った望ましい英語の指導法とは,どのようなものか。児童の発達段階・学習段階等を踏まえて述べなさい。

    【参考文献】
    大城 賢,小泉 仁, 泉 惠美子, 築道 和明, 酒井 英樹. すぐれた小学校英語授業 先行実践と理論から指導法を考える.2020
    岡秀夫, 祁答院惠古, 高野のぞみ, 蒲原順子.[小学校英語]ALTとのティーム・ティーチング入門 “協育”するための「ルール」と「コツ」.2022
    加藤拓由, 狩野晶子, 東仁美. 小学校外国語活動・外国語とっておきの言語活動レシピ. 2021
    樋口忠彦, 加賀田哲也, 泉恵美子, 衣笠知子. 新編小学校英語教育法入門. 2021
    文部科学省. 小学校学習指導要領解説 外国語編. 2017

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    1単位目 英語

    1.まず小学校に外国語(英語)教育が導入されるようになった経緯について述べる。1986年に小学校への英語教育の導入の検討を提言したことから始まり、2020年に小学校において外国語が教科化されるまで30年を超える長い年月がかかっている。1986年、日本国内外での国際交流の増加やグローバル化の流れに対応し、文部省(当時)が初等中等教育の外国語教育の在り方を検討する「外国語教育対策委員会」が発足した。1990年代前半、外国語教育対策委員会の報告を受け、各教育委員会や学校単位で英語教育の実施が試行されるケースも増えてきたが、全国的な導入は進んでいなかった。2002年、文部科学省が「外国語教育の推進に関する指針」を公表。小学校から英語教育を徐々に導入し、中学校からの英語教育につなげる基盤を整備する方針が打ち出される。2008年には、文部科学省が「小学校英語活性化プロジェクト」を開始。全国の小学校で英語教育の実践が進められるようになり、児童たちに初めて英語を学ぶ機会が提供される。2011年、小学校学習指導要領が改定,施行され、英語教育の位置づけが明確化される。小学校での英語教育の...

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