2022年度合格レポートです。高評価でした。参考としてご活用ください!※スケッチはデータに入っていません。
【課題】
1.「第4章 子どもの成長・発達と表現活動」を理解した上で、「前・図式期」にあたる子どもの絵2点①②、「図式期」3点③④⑤、「脱・図式期」1点⑥を見つけ、その絵の全体または部分をスケッチし、撮影・添付しなさい。(解説参照)。また、①②③④⑤⑥のそれぞれについて、特徴および私見を述べなさい。(700字程度)。/発達段階を考慮した指導について、私見を述べなさい(300字程度)。
2.「造形遊び」の特性について、「絵や立体、工作」との違いを軸に300字程度で述べなさい。その上で、あなたの居住地にある小学校ならではの特徴を生かした「造形遊び」の題材を考え、題材名、対象学年、学校の特徴、授業の概要、評価について述べなさい。評価は、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3つの観点から述べること。(700字程度)。
【テキスト】
図画工作科指導法研究 大学美術指導研究会 佐藤洋照・藤江充 日本文教出版
2単位目 初等図画工作科教育法
1.
①~⑥についての特徴および私見を述べる。
「前・図式期」1~3歳頃
① なぐりがき(スクリブル)で、多重円・渦巻きが入っている。そして迷走、孤ではない直線も混ざっている。何かを意識的に書こうとしているというよりも描ける、という行為自体を楽しんで出来たような印象である。
② 頭足人を見つけることができる。丸の形から目や鼻、口に見えるようなものが描かれ、手足が全てにではないが、意図的に書かれているように見える。人物を表現したいという気持ちから、描けるようになってきたステージである。
「図式期」
③ 5歳の甥っ子が書いた絵。フラミンゴを横から見たものである。基底線として見ることのできる、地面の表現、この場合は水場を発見できる。
④ 家の中を書いているもので、家を横に切って断面図のようになって中身がみえていることから、レントゲン画とも言われるものである。家具などは、展開図法と呼ばれ立体空間を二次元平面に広げたように描かれている。
⑤ ④と同じく、レントゲン画、透明描法である。実際に見えるものではなく、知っている様子を表現したい気持ちが伝わる。1人1人列ごと...