心理学的支援法(基礎)_東京福祉大学

閲覧数631
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    東京福祉大学心理学部通信課程の「心理学的支援法(基礎)」のレポートです。B+判定を採点者よりいただいたものです。参考になれば幸いです。
    設題:「カウンセリングが発展するに至った近代以降の歴史を簡潔に述べ、どういう人を対象と してどのように進めていくのか、その技法などに触れながら述べよ。」

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「カウンセリングが発展するに至った近代以降の歴史を簡潔に述べ、どういう人を対象としてどのように進めていくのか、その技法などに触れながら述べよ。」

    カウンセリングはアメリカで発展し、世界各地に普及してきた経緯があるため、まずは誕生の地アメリカにおける歴史を知る必要がある。渡辺(2002)は、カウンセリング誕生10の背景について、20世紀初頭の急激な社会経済の変化の中で、個人の人権や人間性を守ることを目的に生まれたものであると考察している。本稿では、カウンセリングの発展の歴史や、その対象者及び技法を中心に概観する。
    カウンセリングのルーツの一つは、20世紀初頭のアメリカにおける社会改革運動家や教師による青少年を対象としたガイダンス運動であると言われている。この運動は、産業革命後、農業から工業へ産業の中心がシフトする中で人々の生活も変化を迫られていったことが背景にある。特に働き盛りの若者の中で工業化社会で求められる能力や価値観に適応できず失業したり、精神的に苦しんだりする者が増加したため、青年の福祉や教育面の援助活動が重視されるようになった。その中でも社会改革運動家の一人であるパーソンズは...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。