【内容】
2022年度 佛教大学 Z5108 総合的な学習の時間の指導法の受理レポートです。
【レポート設題】
自分の地域の町おこしをテーマに、中学校・高等学校で総合的な学習をすることを想定して、4人で構成されるグループを作り(元のグループが4人構成)、グループで議論を進めることにしたとします。ジグソー法を活用した協調学習を計画する場合に、どのように学習を進めていくか立案しなさい。あなたの町の課題を盛り込んで書きなさい。
【参考文献】
・新しい教職教育講座 教職教育編⑧総合的な学習の時間 / 森田真樹、篠原正典編著 / ミネルヴァ書房
レポート作成の参考に使用してください。
1. 町おこしのテーマ(学習課題)
『太宰府市は天満宮だけ?太宰府市全体に観光客を齎そう』
2. 学習目標(学習課題に関わる視点を変えた課題)
A 市の観光資源として何があるか、又そのどこが魅力なのか
B 現在の観光資源を取り巻く状況はどうか
C 市として出来ることは何か
D 観光客を継続的に増やしていく為には
期待する解答の要素としては、どうすれば太宰府市全体に観光客を齎す事ができるかを上記ABCDの内容を踏まえて深く考え、説得力のあるアイデアを理由と根拠を入れて述べてもらうことにある。しかしどの方法が正解とかはなく、学習課題の解決プロセスを通じて自分達の住む町の魅力に気づくと共にそれを踏まえ、もっと自分達の街を活性化させたいという想いを持ち、それを語ってもらえればと思う。
3. 学習の一連の流れ
① 町おこしのテーマ(学習課題)の提示
まずは教師が児童生徒に対して、メインとなる学習課題を提示する。
学習課題の提示は、知識構成型ジグソー法の一連の学習の最初のステップであり、知識構成型ジグソー法を成立させる為には、解決したい課題を明確にする事が必須になる。また、この学習課題において...