姫路大学 看護学Ⅱ 設題2

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    資料紹介

    設 題 : 急 性 期 の 症 状 ( 腹 痛 ・ 頭 痛 ) の 背 景 要 因 と な る
    疾 病 と 症 状 に 対 す る 支 援 ・ 援 助 に つ い て 述 べ な さ い 。

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    設題:急性期の症状(腹痛・頭痛)の背景要因となる疾病と症状に対する支援・援助について述べなさい。

     子どもに多い急性期の症状として、発熱、腹痛、頭痛、嘔気・嘔吐、便秘、下痢がある。原因としては感冒や生活習慣、精神的なものによる場合が多いが、緊急性・重症度の高い場合も内在するため、子どもの訴える主観的情報と客観的情報、観察から総合的にアセスメントを行わなければならない。緊急性が高い状態
    だと判断した場合は救急車を要請し、器質的疾患の可能性がある場合は保護者に連絡し医療機関を受診し、医療機関の受診の必要はないと判断した場合は保健室で経過観察を実施する。経過観察を実施する場合は、苦痛の軽減や回復への援助を行いつつ、状態は繰り返し観察し、医療機関受診の必要性について対応の再評価を行う。子どもへの教育、学級担任への報告、保護者への連絡などの周囲と連携して対応することも必要である。
     子どもが訴えることの多い腹痛と頭痛について説明する。まず、腹痛は、内臓痛、体性痛、関連痛の3つに分類される。内臓痛は腸管の急激な収縮や、圧迫による内圧上昇、臓器被膜の伸展により生じ、局在のはっきりしない鈍痛や差し込...

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