保健指導や健康教育についてのレポートです。
体験レポートであり、参考文献はありません。
健康教育論
私が考える健康教育
私は今まで健康教育という言葉に、患者や高齢者など身体的・精神的に何らかの負担を抱えた人々に対して治療の効果を高めたり自己でセルフケアを行っていくためになされる指導だというイメージを持っていた。しかし講義にて健康教育と患者教育について学びその違いを考えると、私が以前から持っていたイメージは患者教育に近いものであった。患者教育とは、患者が病気の治療と生活回復のために必要な知識を獲得し、治療と社会生活の回復に必要な意思決定の能力を身につけるために自己の役割を全うすることを援助することである。一方、健康教育とは個人、家族、地域の生活集団などの責任と連携において生涯にわたる包括的な健康生活を実践し、人間としてのすべての活動の基礎を固めることも目的とすると定義されており、両者は対象や目的に相違点があることが分かった。私はこれらのことより健康教育とは、様々な世代の人々に一人ひとりの生活背景や人生歴に応じた、健康状態を維持・向上していくための知識や情報を提供していくことだと考えた。
健康教育を行う上でまず重要となるのが対象の決定である。健康教育においては幅広い年...