教育心理学 2単位「子ども一人ひとりの特性に応じた教育を行ううえで考慮すべきことは何かについて、個人の特性と教授法の相互作用という視点を含めて述べよ。」

閲覧数952
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    東京福祉大学の合格レポート。参考までにご活用ください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【B評価】教育心理学 2単位「子ども一人ひとりの特性に応じた教育を行ううえで考慮すべきことは何かについて、個人の特性と教授法の相互作用という視点を含めて述べよ。」
    1 遺伝と環境の相互作用
     発達を規定する要因には、遺伝的要因および環境的要因の二つがある。前者の遺伝的要因では、子どもの遺伝情報が成熟の過程に影響をあたえ、成熟の過程が学習の成立に影響をあたえるといわれる。つまり、学習を成立させるためには成熟によって獲得される準備状態が整うまで待つ必要がある。例えば、ゲゼルは一卵性の双生児を対象に階段のぼりの訓練を通じて発達の遺伝性を主張した。実験では、A群には生後46週目から6週間にわたって訓練を行い、B群には何も行わなかった。A群の訓練後、B群に対して2週間だけ訓練をした結果、6週間の訓練を受けたA群よりも上達した。したがって、学習を成立させるためには準備状態レディネスが必要であり、それは成熟によって得られるとする成熟優位説を唱えた。後者の環境的要因では、発達には遺伝情報よりも経験が重視される。ワトソンは、発達とは習慣の形成であり、刺激と反応との連合であると述べた。有名な例として野生児...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。