このレポートは、聖徳大学通信教育課程・科目「生活の科学Ⅰ」にて、すでに合格をいただいたものです。
2022年度課題。
〈課題名〉
身近な自然の中で、冬越しをする生物の様子について観察しまとめなさい。
〈評価〉
A
〈講評〉
身近な自然についてまとめられたレポート、興味深く読ませていただきました。昆虫や野鳥、植物などの様子がよく伝わってきました。これからも、身近な自然の中で、いろいろな生き物との付き合いを深めていただけたらと思います。
〈参考文献〉
「引用文献」生活の科学Ⅰ 土橋永一 (聖徳大学通信教育部)平成13年4月1日
人間を含む生物は、寒い時と熱い時では姿を変えて生きています。最近では春や秋が短くなり「ちょうど良い」期間が少なくなってきたように感じます。寒い時は生物の動きはゆっくりです。暑い夏のように、上手に身体が動かなくなるように感じます。また、寒い冬を越すためにたくさん食べて身体作りをしたり、土に潜ったりと生き延びるためにはさまざまな工夫をします。オオクワガタを飼っていますが、暑い夏では、土の上に顔を出して餌を食べたり、仲間と喧嘩をして過ごしています。羽を広げて空を飛んだりもします。寒くなると食べることを止め、ときどき土の上に顔を出すくらいで滅多に姿が見えなくなります。冬が来る前に朽木に卵を産み、土の中...