資料紹介
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老年期の発達課題について
喪失体験の観点から記述しなさい
老年期とは、発達段階によって大別した時に最後の時期であり、年齢的には６５歳以降とすることが多いが、平均寿命が延びた今日では、老年期をひとくくりに考えることが難しくなっている。
老年期は75歳位を境目にして前期と後期に分けられ、ライフサイクルの違いがある。
前期は、成人期中期までに体験した育児や社会的活動を卒業して、老年期としての新たなライフスタイルを確立していく時期であり、後期は、高齢者としての心身の衰えに適応したゆとりある生活を維持していく時期である。
しかし、この豊かな時期ととらえられる老年期は、同時に喪失体験を多く経験する時期で...
