障害者福祉論の1単位目の合格レポートです。ノーマライゼーションおよびリハビリテーションの理念についてまとめ、基本的な考え方や実現に向けた取り組みなどについてまとめられており、レポート作成の参考になると思います。
障害者福祉論1単位目
(課題)
A.ノーマライゼーションおよびリハビリテーションの理念についてまとめ、基本的な考え方について述べなさい。また、その実現のためにはどうしたらよいか、テキストにとりあげられている取り組みなどを参考に、あなたの考えを述べなさい。
(解答)
ノーマライゼーション及びリハビリテーションの理念についてまとめるとともに、この理念を実現するための考え方について述べる。
ノーマライゼーションは、「すべての人が当然もっている普通の生活を送る権利をできる限り保障する」という目標を表現したものであるが、たとえ障害があってもその人を平等な人として受け入れ、同時に、その人たちの生活条件を普通の生活条件と同じようになるように努めるという考え方である。
ノーマライゼーションの理念は、1950年代のデンマークにおいて、知的障害のある人たちの親の会の活動から具現化されてきたものである。ノーマライゼーションが登場する前の障害者福祉は、障害がある人を社会から分離するもので大規模な施設での画一的な処遇が行われていた。ノーマライゼーションの言葉を初めて使ったのは、デンマークの行政官であったバンク・...