【法政通信】財務会計論Ⅰ

閲覧数80
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員440円 | 非会員528円

    資料紹介

    科目名:財務会計論Ⅰ
    課 題:第1回(1)A君は私に次のような質問をした。「単に現金の収入から支出を引けば儲けが計算できる。会社の利益も同じように計算すればよいはずだ。なぜ、収支計算書(キャッシュフロー計算書)だけでなく、損益計算書が存在するのか。」私に代わってA君に分かりやすく回答しなさい。ただし、回答のなかで少なくとも財務会計の機能、および発生主義会計について触れること。
    ※丸写し厳禁、無断転載、複製禁止

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    科目名:財務会計論Ⅰ
    第1回(1)A君は私に次のような質問をした。「単に現金の収入から支出を引けば儲けが計算できる。会社の利益も同じように計算すればよいはずだ。なぜ、収支計算書(キャッシュフロー計算書)だけでなく、損益計算書が存在するのか。」私に代わってA君に分かりやすく回答しなさい。ただし、回答のなかで少なくとも財務会計の機能、および発生主義会計について触れること。

    【解答】
    A君の質問文にある「収入から支出を引けば儲けが計算できる」こと、また、「収支計算書(キャッシュフロー計算書)」で計上されるキャッシュイン及びキャッシュアウトの関係は、現金主義会計と呼ばれており、発生主義会計の説明時に対にされて登場する考え方である。詳細は後述するが、現金主義会計と発生主義会計のそれぞれから算出される利益は異なる結果となる。この異なる利益について、財務会計の機能等の視点からどのような利益が求められているのか、また、収支計算書だけでなく、損益計算書が存在する理由についても明記することにする。

    1現金主義会計と発生主義会計について
    現金主義会計と発生主義会計の両者には、共通した原則が適用されている...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。