令和5年度~令和6年度(2023~2024)のリポート課題です。
丸写しは控え、課題作成の参考にご使用ください。
租税論(科目コード:R31700)課題2
日本における現行消費税の基本的仕組みを説明し,さらに,現行消費税の長所と短所について説明せよ。
〈ポイント〉
1989(平成元)年,現行消費税が日本の税制に導入され,EU型付加価値税とほぼ同じ制度であることを指摘する。次に,現行消費税の仕組みと特徴について説明する。
「帳簿控除方式」と「インボイス方式」について指摘する。
課税対象と非課税取引について説明する。現行消費税の長所を挙げて詳細に説明する。
現行消費税の短所を挙げて詳細に説明する。
〈キーワード〉
帳簿控除方式,課税対象,逆進性,事業者免税制度と益税,簡易課税制度と益税
〈参考文献〉
『新版 租税論』高木勝一編著(八千代出版)
消費税は、原則として国内におけるすべての財貨・サービスの販売・提供、および貨物の輸入等に課される税である。その仕組みは、商品を仕入れた者が税を負担し、商品が販売されるたびに販売価格に上乗せ(転嫁)され、最終的には消費者が税額を負担するというものである。そして、事業者は預かった消費税と、仕入で支払った消費税の差額を納付しなければならない。したがって、我...