令和5-6年度の「生徒指導・進路指導論」の合格リポートと試験対策メモのセットです。
リポート課題は次の通りです。
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【課題1】
次の(1)と(2)の両方の課題についてリポートを作成してください。
(1)教育課程と生徒指導の関係性を説明したうえで、教科の指導と生徒指導を一体化させた授業づくりのポイントについて説明しなさい。
(2)キャリア教育と職業教育の定義を踏まえながら、両者の関係について説明しなさい。
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リポートの講評:教材をよく理解出来ています。説明を元に持論を展開できるとより良いでしょう。
リポート参考時の注意:1度教授が目を通したリポートです。丸写しは避け、自分の言葉でリポートを作成してください。あくまでも合格リポートのひとつの参考例として提供しているだけということを理解のうえ、ご購入ください。
試験対策メモについて
「生徒指導・進路指導論」の試験は出題傾向が決まっていて、毎回いくつかのパターンから出題されています。過去問の傾向を元に覚えておくべき事項をまとめました。私はこのメモを読み込み、試験に合格出来ました。課題リポートも併せて、ぜひ試験対策にご利用ください。
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1.教育課程と生徒指導の関係性、
教科の指導と生徒指導を一体化させた
授業づくりのポイントについて下記に記載する。
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各学校は、国が示した「学習指導要領」に基づき「学校教育の目的や目標を達成するために、教育の内容を生徒の心身の発達に応じ(文部科学省HPから抜粋)」それぞれ独自の「教育課程」を編成する。
学校が計画した教育課程に基づいて指導計画が作成され、各教科、道徳、総合的な学習及びに特別活動といった教育活動が実施される。これらは主に授業という形で実施されるため「学習指導」と呼ばれる。学習指導の主な目的は教科の枠組みの中で基礎的・基本的な知識・技能の習得し、課題解決力を育成することである。
それに対し「生徒指導」は学校生活の中で児童生徒の個性や社会性の成長を促す働きかけのことを指し、児童生徒が「自分自身はどういう人間なのか、どう生きたいのか」等、自己理解を深め、他者との関わりの中で「自分は何がしたいのか、何をするべきか」自ら選択・判断・実行し,その言動に責任をもつことができる力,自己指導能力を育成することを目的としている。自己指導...