東京福祉大学心理学入門 科目終了試験のポイント1-5 1.心理学が科学であることについて 2.記憶のメカニズムについて 3.古典的条件づけと道具的条件づけについて 4. 心理的ストレスについて 5.人格の発達について

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    資料紹介

    東京福祉大学の心理学入門の科目終了試験のポイント1-5です。
    科目名:心理学入門 科目コード:1640、1641
    参考にしていただければと思います。

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    心理学が科学であることについて
     心理学とは人のしぐさや発言などから、人の心の動きを科学的に読み取る学問のことである。心理学によって他人や自分の考え・行動の意味を理解できれば、対人関係での疑問や悩みの多くは解決できる。心理学は心のはたらきの科学と定義されることもある通り、科学と密接な関係がある。そもそも科学とは、現代社会における人類共通の認識方法であり、その第一の原理は、だれでも、いつでもくり返し観察できる事実をもとに考えるという公共性重視の認識方法である。残念ながら心理学は人が対象のため成熟性は低いが、科学とう共通の認識手段を用いて、心のはたらきを理解しようとするのが、現代の心理学である。
     心理学を科学にするためには観察可能性、数量化、再現性、予測性、制御可能性の五つが必要であると考えられている。この中で数量化と予測性を例に挙げてみる。数量化とは、観察したものを数字で表すことであり、心のはたらきを数字にすることができれば、統計学を利用し、コンピュータを使って分析できる。予測性とは科学的データに基づいて作られた法則や理論から、次に起こる結末を予測することである。
     そんな心理学を初め...

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