2024年度_佛教大学通信教育課程_前期_『教育相談の理論及び方法』の
合格リポートの設題,回答になります。
最終試験の成績は88点でした。
言うまでもなく、丸ごと転用は厳しいペナルティの対象となりますので
お気をつけ下さい。
あくまでもリポート作成、試験回答の『参考』にして下さい。
設題.教師が行う教育相談(学校カウンセリング)の在り方(進め方)について述べなさい。
リポート
〇カウセリングの定義・種類
カウンセリングの定義の一つして
「心的構造におけるイド・自我・超自我のアンバランスを整えること。」
というのがある。
カウンセリングには大きく分けて下記の二種類がある。
①.治療的カウンセリング=専門的カウセリング
目的:クライエント(患者)に対して、カウンセラーが、専門的な知識と技術を
用いて、患者の症状や病気を治療すること。
②.発達援助的カウンセリング=開発的カウセリング
目的:症状や病気を治すことではなく、子どもの人格(心的構造)がバランスよ
く発達を遂げるよう援助すること。
「学校カウセリング」とは、上記の「発達援助的カウンセリング」をさす場合が多い。
〇発達援助的カウンセリング
学校カウンセリングで対象となる児童・生徒は、上記のカウセリングの定義で述べたイド・自我・超自我の関係は常に流動的であり発達過程の途中であるといえる。
それゆえ、たとえ子どもが神経症的な症...