【聖徳大学】知覚・認知心理学1-1② 【評価S】

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資料紹介

東京聖徳大学通信教育学部心理学科の知覚認知心理学の課題1設題1の2つ目のレポートです。あくまでもご参考程度にお願いいたします。必ずしもS評価がとれるとは限らないことをご承知おき下さい。

【課題名】
② 感性認知のメカニズムについて、適切な具体例を挙げながら、知性処理と感性処理それぞれの働きと関わりを踏まえながら説明せよ。

※参考文献
・行場次郎・箱田祐司編著『新・知性と感性の心理-認知心理学最前線-』(福村出版)

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次に完成認知のメカニズムについて、具体例をあげながら、知性処理と感性処理のそれぞれの働きと関わりを踏まえながら説明する。感性については、多くの学者によって定義づけられおり、哲学者の佐々木健一は、「感じることの性質もしくは能力」と定義し、生理学者の久野節二は「瞬間的あるいは直感的に物事を判断する能力」と定義している。様々な学者によって定義づけられているが、共通として言えることは、感性を「心の働きのひとつ、あるいはその能力」として捉えていることである。したがって、感性を「印象評価と伴う知覚」と位置付けることもできる。思想家のスーザン・ソンタグは、知性もまた趣味(感性)の一種、つまり観念についての趣味だと述べている。感性は、外界からの刺激を五感で受容し、処理し表現する能力であり、感覚的、直感的に感じ取るものであるため、個人や状況によって違いが現れてくる。感性認知を身近な例で例えると、友人と一緒に音楽鑑賞をしていたとする。自分はこの曲は、「とても美しい」と感じていたとしても、友人は「不気味で怖い」と感じるかもしれない。「蓼食う虫も好きずき」という言葉があるように、感じかたは人それぞれの好みであ...

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