学校司書教諭免許取得科目:学校図書館メディアの構成
課題レポート2(2012秋)。
自分の考察を重視しています。
ぜひ参考にしてください。
評価を落としていますが、書架分類についての記載漏れとのことです。
問:学校図書館でなぜ目録が必要かを述べなさい。
目録とは、図書館利用者の資料・情報の獲得を補助するためのツールである。目録が持っている機能を大別すると以下の4点になるであろう。
特定の資料の所蔵の有無:
署名、著者名、ISBNコード等が明白な場合にその資料の所在を調べる。
ある主題に関する所蔵の有無:
探している資料の詳細が明白でない場合、どのような資料が所蔵されているかを調べる。
資料に関する情報:
署名、著者名、出版社、出版年、ページ数等を調べる。
配架場所:
探している資料がどこに配架されているかを調べる。
このように利用者を目的の資料へと導くための「道しるべ」となるのが目録の役割といえる。しかしながら、比較的大規模な公共図書館に比べて学校図書館の蔵書冊数は少ないため、目録を作成する必要はないのではないかと思われがちである。しかし、学校図書館においても多種多様なメディアを取扱うようになり、かつ、それらの貸出状況や配架状況を管理する「資料検索機能」を備えた図書館インフラの整備は急務となっている。また、主たる利用者である児童・生徒の利便性の向上及び多様なアクセスを提供...