S0101  教育原論第2説題

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    教育原論S0101

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    ジョン・ロックにおける子どもの教育論、

    特に習慣形成や賞罰法を中心に述べよ。
    ジョン・ロックはイングランド西南部サマセットシャーで生まれ、ウェストミンスター・スクールからオックスフォード大学クライストチャーチで学ぶ。学生時代は、ピューリタン革命と重なっている。若い頃から医学に関心をもつかたわら、その中で実証・経験主義の学問精神を学び取り、その後医師となったが政争に巻き込まれオランダ・アムステルダムへと亡命する事となる。その後、名誉革命が起こり女王メアリとともに帰国し、権利章典に協力する。主な著作としては、ロバート・フィルマーの「家父長論」に対しての反論となる「統治論二編」、「寛容に関する書簡」、「人間知性論」を相次いで1689年に出版する。

    彼の哲学は、後の自由党および自由民主党の前身となるホイッグ党の長期政権を支え、特に「統治論二編」は名誉革命後のイギリス体制の理論的支柱となる。

    ロック自身の中で父親から受けた教育の経験というのは大きく、ロックは二人兄弟の上の方で、父親から非常に注意深い教育を受けた。ロックの母親は早世したため、父親から教育を受けることになったが、彼が幼い頃、父...

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