第1回 精神保健福祉の理論と相談援助の展開Ⅰ

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    資料紹介

    課題名は『精神障害者の人権についてまとめ、あなたの考えを含めて述べなさい。』です。
    精神保健福祉士短期養成過程のレポートです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    精神保健福祉の理論と相談援助の展開

    『精神障害者の人権についてまとめ、あなたの考えを含めて述べなさい。』

     世界人権宣言を基礎に、国際人権規約、障害者の権利宣言が採択されたが、当時の日本の解釈は、「精神障害者は医療の対象」で、「障害者」としての認知ではなかった。

    そうした状況下、1980年に国際疾病分類、国際障害分類(2001年に国際生活機能分類:ICFに改定)が公表され、障害構造を理解するツールとして現在も活用されている。

    翌年の国際障害者年以降、日本の障害者の定義の狭さ、疾患と障害が併存することの周知が徐々に進んだ。更に1991年の精神病者の保護及び精神保健ケア改善のための諸原則では、強制的な医療に対する患者の自由と権利の存在が示された。

    そして2006年に、これまでの宣言等を集約する形で障害者権利条約が採択され、日本でも障がい者制度改革推進会議を中心に関連制度が見直されており、早期批准が望まれる。

    現在、欠格条項は法令だけで300以上あると言われ、条例等と合わせると更にその数は多く、その多くは具体的検討のないまま盛り込まれてきた。そうした差別的状況に対する取り組みによ...

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