こちらは、大学の通信教育のレポートです。個人のレポートにより、一部分だけを変更したもの、そのまま写したものは、違反になり学則において処罰の対象となります。あくまで参考程度にお願いします。
課題名「現在少子化に対する国の施策として『保育施策』の拡充が図られてきている。その内容について整理してまとめなさい」
【参考文献】
「現代児童福祉概論」鈴木政次郎・川島書店・2006年9月20日
「児童福祉学Ⅰ・学習指導書」聖徳大学通信・聖徳大学・H18,10,1
「厚生労働省HP」厚生労働省・www.mhlw.go.jp・2012年8月5日
「日本ユニセフ協会HP」日本ユニセフ・www.unicef.or.jp・2012年8月7日
「家族・児童福祉 改訂版」庄司洋子・有斐閣
【講評】1.57ショック以降の少子化対策について、目的の変化や主な内容を踏まえて、よくまとめられています。この中で、特に保育施策に注目するとそれまでとは異なる対象の拡大サービスの多様化、実施主体の拡大、法制度の見直し、周辺民間事業との関連性の深化などが見られることをより表現できたらよかったのではないでしょうか。
第一課題第一設題
我が国では、1990年に行われた政府の人口動態調査によって前年の合計特殊出生率が1.57へと急落した。この「1.57ショック」を機に政府は少子化対策に取り組んできた。以下にその国の施策の過程を述べる。
政府が国を挙げてまず行った少子化対策は、1994年に策定された「エンゼルプラン」である。これは、子育てを家庭・夫婦間の問題とだけ捉えるのではなく、国や地方公共団体・企業・職場など地域社会全体で子育てへの支援を行っていくという考えの下、基本的方向と重点施策を定めた計画であった。エンゼルプランの実施のため、行われたことが保育所施設等の量的拡充、低年齢児(0~2歳児)保育や延長保育...