始めに、自己指導能力とは、「生徒が自己実現に向けて、自らの目標を明確にし、その目標の達成に向けて自らを主体的に方向付けていくために求められる能力」のことである。そして、その育成のために求められるものは「自発性・自律性・自主性の涵養」「自己理解の促進」「自己の経験の意識化」である。
次に、自己指導能力をはぐくむために教師がどのような指導をしていけばよいかを考える必要がある。そしてそれは大きく三つに分けられる。
自己指導能力の育成(要約)
始めに、自己指導能力とは、「生徒が自己実現に向けて、自らの目標を明確にし、その目標の達成に向けて自らを主体的に方向付けていくために求められる能力」のことである。そして、その育成のために求められるものは「自発性・自律性・自主性の涵養」「自己理解の促進」「自己の経験の意識化」である。
次に、自己指導能力をはぐくむために教師がどのような指導をしていけばよいかを考える必要がある。そしてそれは大きく三つに分けられる。
1つめは「自発性を育む指導」である。自発性とは「内部の欲求や情緒がありのままに発現し、それが直接に現れる行動として表出される傾向性」である。自発性が活発に作...