教師論 1&2単位目 合格レポート

閲覧数1,539
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    参考資料【第2版 教師論】森下恭光編著 (明星大学出版部)

    教師論の合格レポートです。何かの参考になれば幸いです。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    教師論
    1、教員養成の歴史について論述せよ。
    日本では明治初年に近代学校制度を創始した時から、教員養成のための学校を一般の学校と区別し独立の学校として設けることが計画されていた。これに伴い、国民の教育を目的とした制度が必要となり、できたものが明治5年8月に頒布された「学制」である。学制の実施にあたり、教員養成のための「師範学校」を創始する運びとなる。
    師範学校は生徒が将来教員として国民形成の重要な任務に就くということから、初めは無月謝であるばかりでなく、寮費も支給されていた。このような給費制は軍関係の学校以外の一般学校においては全くみられなかったことである。また師範学校生徒には徴兵免除の特典も与えられていた。これによって進学したくともできない、経済上の理由からの志願なども少なくなかった。しかし一方では、軍隊式教育訓練が師範学校に導入され、「順良な態度、威重な性格」を要求する雰囲気によって個性の発揮が阻害され、'型にはまった教員'「師範型」をつくり出すという批判意見もあがった。
    明治19年に公布された「師範学校令」によって日本の師範教育制度は本格的な整備へと進んで行ったが、明治30年に「...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。