中央大学 2012年度 社会学 第三課題

閲覧数1,690
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    現代日本の格差社会と、そのなかでの若者の就労実状について述べなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    社会学 第三課題現代日本の格差社会と、そのなかでの若者の就労実状について述べなさい。
     日本は戦前の階層社会から戦後は高度経済成長を経て「一億総中流社会」とまでいわれるようになった。しかし、1990年代後半に、「所得格差は小さく社会は階層化していない」との見方に対し、「実証的分析の結果から所得格差は拡大する傾向にある」という指摘がなされるようになった。それまで平等社会といわれていたが、その結果は日本の社会に大きな衝撃を与える。2000年代に入ると「格差社会」、「ワーキングプア」といった言葉が流行し、雇用・労働不安や生活不安が色濃くなった。働いても収入が増えず、将来に展望がもてないため、若者をはじめとして日本の勤労者全体に労働意欲の低下が広がっている実態が明らかになり、安心で安定した労働市場を形成し、失業者の生活を保障するための制度である「雇用のセーフティネット」が叫ばれるようになったが、失業・雇用対策に抜本的な転換は見られなかった。以下に現代日本の格差社会の実態と、格差社会の要因について以下に述べる。 日本の格差社会発生要因として、人口の高齢化が挙げられる。1970年に高齢化率(高齢...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。