(教科)家庭 第2分冊

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    日本学習家庭指導家庭科食品テロ日本人江戸時代実践

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    ○みそ汁の教材研究

    味噌汁は、みそ仕立ての汁物で、だし汁の野菜などの実を入れ、煮えたところでみそを溶かし入れて仕上げる。日本人の食事の中で、「ご飯」とともに代表的な料理である。

    実の種類は、2~3種とり合わせると彩り、味、歯触りに変化がつき、栄養的にもバランスがよくなる。実の量は、普通一椀30~40gを目安にするが、おかずになるような実だくさんのみそ汁では、一般に冬はやや濃厚に、夏は淡泊に仕上げる方が好まれる。

    ○みそ汁の歴史

    味噌汁に使用される味噌の起源は定かではないが、その素地は縄文時代に発明された塩蔵発酵食品に由来すると推定されている。 鎌倉・室町時代には寺院の精進料理に使われ、常食の必需品として庶民の間にも普及した。味噌をおかずや調味料としてそのまま食するほか、味噌汁としての利用が考案され、米や雑穀の飯に味噌汁、漬物の一汁一菜の食膳の構成が日本人の食習慣となり、味噌汁の常用が定着した。味噌は保存性が高く、優れた栄養をもつことから戦国時代には各地の武将が兵糧として味噌を育成し、地域の農作物事情や気候、風土に適した味噌が全国各地で造られるようになった。味噌醸造が工業化された...

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