聖徳大学 小児栄養Ⅰ  1-1

閲覧数1,728
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    参考テキスト:小児栄養学

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

             第1課題第1設題
    食物の消化
    ➀ 口 
    口の中の消化は、唾液による。唾液腺は舌下線、顎下線、耳下線の3種類がある。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の時に、耳下腺がはれる。唾液の中には、でんぷん分解酵素のプチアリンは、でんぷん、デキストリン、グリコーゲンなどを加水分解して、デキストリンからさらに麦芽糖にする。プチアリンは新生児には少なく、3か月頃まではでんぷんの消化力は弱い。
    ➁食道
    口腔から咽頭を経て食道となり、食物は食道を通って胃に達する。食道には消化機能はない。食道から胃に移る部分を噴門という。切歯の歯肉から噴門までの距離は、身長×0.2+6とされている。
    ➂胃
     乳児の胃は筒状や釣針状などをしているが、成人に比べて長径が垂直である。胃液の主成分は塩酸とペプシンである。胃では、蛋白質の消化が行われる。脂質の消化は弱く、炭水化物(糖質)の消化は胃液では行われない。胃に入った乳汁は、塩酸とペプシンの作用で凝固する。乳児の胃から分泌されるレンニンも乳汁の凝固に関係する。蛋白質はペプシンにまで分解される。胃のリパーゼの作用は弱いので、脂肪の分解は不十分である。食物が幽門に達...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。