乳幼児から老年期に至る発達の特徴について

閲覧数5,655
ダウンロード数37
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    人間は、一生涯発達し続ける。人間の生涯を誕生から死亡まで各段階に区分すると、1歳未満は乳児期・1歳以上3歳未満を幼児期・3歳〜6歳未満を遊戯期・6歳以上12歳未満を児童期・12歳から25歳くらいまでを青年期・25歳から45歳未満を成人前期・45歳から65歳未満を成人後期・65歳以上を老年期としている。
    以下に、エリクソンとピアジェの発達段階説を中心に、乳児期から老年期までの発達の特徴を述べる。
    エリクソンは、自我と社会とのかかわりを重視した。そのなかで述べられている各発達段階の課題は、その段階で出会う葛藤の解決や危機の克服のことである、こうした課題への対処の仕方が、その後の段階での発達に影響を及ぼすとしている。人生の各段階での学習が無事に行われれば、次の段階へもスムーズに進むが、課題の達成に失敗すれば、次の段階の課題達成も困難になる。
    また、人生を8つの段階に分け、各段階の発達で現れてくる自我の特質を、対極の概念であらわした。
    しかし、各段階での対極的概念において、対極的な課題を理想的に解決することは、現実では難しい。人間の発達にとって、社会との折り合いをつけ、どの程度の割合で定着するのが望ましいかという理想的発達像はその時々の社会との関係で決まるからである。
    ?乳児期〜乳児期には、原始反射に代表されるような生得的な行動様式を基にしながら、環境に適応し、養育者との間に愛着を形成し、対人関係の基礎を獲得する。この時期に学ばなければならないことは、意思の伝達と移動の基礎を形成することである。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    乳幼児期から老年期に至る発達の特徴について述べよ。
    人間は、一生涯発達し続ける。人間の生涯を誕生から死亡まで各段階に区分すると、1歳未満は乳児期・1歳以上3歳未満を幼児期・3歳~6歳未満を遊戯期・6歳以上12歳未満を児童期・12歳から25歳くらいまでを青年期・25歳から45歳未満を成人前期・45歳から65歳未満を成人後期・65歳以上を老年期としている。
    以下に、エリクソンとピアジェの発達段階説を中心に、乳児期から老年期までの発達の特徴を述べる。
    エリクソンは、自我と社会とのかかわりを重視した。そのなかで述べられている各発達段階の課題は、その段階で出会う葛藤の解決や危機の克服のことである、こうした課題への対処の仕方が、その後の段階での発達に影響を及ぼすとしている。人生の各段階での学習が無事に行われれば、次の段階へもスムーズに進むが、課題の達成に失敗すれば、次の段階の課題達成も困難になる。
    また、人生を8つの段階に分け、各段階の発達で現れてくる自我の特質を、対極の概念であらわした。
    しかし、各段階での対極的概念において、対極的な課題を理想的に解決することは、現実では難しい。人間の発達にとっ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。