教育方法学1単位目

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    資料紹介

    課題1
    我が国の教育方法の歴史をまとめた上で、今後の課題を整理せよ。
    問題解決学習について調べ、具体的な実践例を考えよ。

    <講評>
    1.教育方法の流れに関して,理解が得られました。
    ここ数年の動向などを整理しておくといいでしょう。

    2.具体的な面からも,検討が進められています。

    <参考資料>
    「教育方法の理論と実践」
    小川哲生・菱山覚一郎著
    (明星大学出版部)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    451 教育方法学Ⅰ 
    <1単位目>
    1、我が国の教育方法の歴史をまとめた上で、今後の課題を整理せよ。
    2、問題解決学習について調べ、具体的な実践例を考えよ。
    1 わが国の学校教育は、1872年(明治5年)の「学制」の発布により制定された。当時、「被仰出書」から「立身出世」が世に渡り、学習の成果が社会での達成につながると根付いていったのである。つまり、教育の目的を個人より社会の側に置く傾向があった。わが国の教育方法は、歴史の変化とともに大きな影響を受けてきている。以下、その歴史について述べていく。
    明治期に統一的な学校教育体制が整った。戦争が終わる昭和初期まで教師が学習者に対し、教師主体の一斉授業を行う画一的な系統学習が展開されていった。個性尊重ではない詰め込みであり、教師や教材中心という点などで批判を受ける場合も多かった。しかし、課題とされる部分もあったが、開国に伴い、殖産興業・富国強兵といった国家課題から、僅かな年数で欧米諸国の経済力や技術力に追いつく人材育成教育を展開した点や、道徳的意識の形成などは評価すべきといえる。そして、明治中期以降にはヘルバルト学派の影響を受け、系統教育の...

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