教育史上の業績①フレーベル②ヘルバルト③ナトルプについてまとめた。
教育史上の業績①フレーベル②ヘルバルト③ナトルプ
「フレーベル」をはじめとして、ドイツの哲学・教育思想は、現代の日本
の幼児教育にも多大な影響を与えている。
日本の幼児教育の基本ということで今回の設題としたい。
1.1.フレーベルのキンダーガーデン
フレーベルの児童観によると、受動的、追随的な教育を主張している。園丁が植物の本性に従って、水や肥料をやり、日照や温度を配慮し、また剪定するように、教育者も子供の本質に追随的に、その無傷の展開を保護し、助成するように働きかけなければならないとされ、そこから彼のKindergarten―幼稚園(子供達の庭)という名称が生まれた。
1.2.フレーベルの遊具と庭の必要性
フレーベルは幼稚園の教育内容は、遊びや作業を中心にすべきものと考え、そのために遊具を考案し、花壇や菜園や果樹園からなる庭を幼稚園に必ず設置すべきであると主張した。
1.3.フレーベルの最初の幼稚園
1837年、世界初の幼稚園として「一般ドイツ幼稚園」が開設されると共に、幼稚園の教員養成も積極的に行った。これを皮切りに、プロイセン全土に幼稚園が拡大し...